今回はまずこちらの画像からどうぞ。
表面が溶けてしまっています。見るだけでブルーな気持ちになります。これらは塗装のやり直しをしようとしてガイアノーツのペイントリムーバーを使用したものです。ABSには使用できないことを知らなくて使用しました。ペイントリムーバーに10分ほど漬けた後、筆で塗料を剥がそうとしたら画像のような状態になってしまいました。このまま処分しようとも考えましたが、このまま捨てるのも勿体ないので、違う形で再生できればと思います。
傷を埋める
まずは溶きパテで深い傷を埋めていきます。剥離中に動揺してしまいボティに強く筆をあててしまいました。その際に縦横に深い傷が入ってしまいましたのでそこを埋めていきます。
塗装
乾燥後、塗装をしていきます。塗料は Mr.COLOR C72 ミディアムブルーを使いました。これをボディ全体に塗装していきます。画像ではわかりにくいですが、塗装したからといって表面がきれいになるわけもなく色が変わっただけでザラザラのボディです。
錆塗装
全体に錆塗装を施しました。デザインナイフを使ってさらに表面に傷を入れました。
錆塗装の詳細は別記事でご覧いただければ幸いです。
錆塗装をするといっきに見栄えが変わります。
ボディ後方部分はタミヤエナメル塗料メタリックグレイとフラットブラックで塗装後、錆塗装を追加しました。いい感じに錆が広がっているのではないでしょうか。
テールランプ部分を塗装し、ウェザリングマスターで全体をさらに汚しました。自分なりに錆塗装の出来栄えが思っていた以上に良かったので、これをさらに汚していくのには抵抗がありましたが付属のスポンジで汚れを追加していきました。
ボディはこれで完成です。
塗装失敗後、ペイントリムーバーを間違って使ってしまい表面が溶けてしまっていたボディがいい感じに再生できたので満足です。ウェザリングや錆塗装の勉強にもなり一石二鳥でした。
今回はここまでです。ただ、これをきれいなホイールのついたシャーシに装着するとバランスが悪いので、後編ではホイールやシャーシも塗装していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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